第2回 当院の作業療法の紹介

「作業療法とは、身体又は精神に障害のある者、またそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得を図るかかるため、諸機能の回復.維持および開発を促す作業活動を用いて、治療、指導および援助を行うことをいう。」
社団法人 日本作業療法士協会 1985年
え?作業って?と感じる方もいらっしゃるとは思いますが、「食べる」「服を着る」「トイレにいく」「お風呂に入る」「料理をする」「遊ぶ」などといった日頃の日常生活のこと=『作業』と広い意味をさしています。


作業療法士とは、直面している様々な問題を評価し、「作業」を通じて支援・援助していきながら一緒に解決していくリハビリテーション専門職です。
当院での作業療法は、脳外科を主体とした急性期から回復期にかけた集中的なリハビリテーションを行っています。
病気や事故などの障がいによって、様々なことができなくなったり、難しくなったりします。
- 日常生活動作:食事・トイレ・入浴動作など
- 家事動作:買い物・料理・洗濯など
- 仕事
- 趣味
これらの難しさを抱えた方々に対して、一人ひとりの状態に合わせた評価・訓練・指導や生活環境の整備などのリハビリを行っていきます。動作を行う上で必要な手を伸ばす・物を握る・指でつまむ・字を書く・箸を使うなど細かい動作や応用的な動作指導を行っていきます。


家事動作訓練(洗濯・調理)


各個人に見合わせたその人らしい生き生きとした生活を送っていただけるように支援・援助していきます。
さらに詳しい情報を知りたい方は、以下のホームページなどをご参照ください。