急に寒くなってきていますが、みなさん体調は崩しておられませんか?あどみんです。
池田病院には、ここ数日、たくさんの救急車が来ています。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいからでしょうか?
さて、今日は、宮崎市内の明治安田生命ビルで、遷延性意識障害者・家族の会 九州「つくし」の講演会がありました。
昨年の設立集会にも参加させていただいたのですが、やっと宮崎でも講演会が開けるとのことでした。
今回は、上田脳神経外科病院の上田院長と同院リハビリテーション科の渡邊言語聴覚士の講演でした。
遷延性意識障害という状態は、本当に長期間の加療が必要となることが多いと思います。
余命残す限りが、加療・介護生活となることも稀ではないようです。
しかし、全国・世界的に見れば、このような重度の状態からも良い方向への変化を示す方々がいらっしゃるのも事実です。
九州「つくし」の目的は、遷延性意識障害者とその家族の生きやすさを進めて行くことだそうです。
上田院長のお言葉を借りれば、「私たち健康だと思い込んでいる人間も皆、いつかは意識障害を経験して、天に召されます」。
私たちもこの障害について、自らのこととして、知らないわけにはいかないのではないでしょうか?