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国内初の肥大型心筋症ope.に成功

今日は晴れました。ここ数日雨が降っていたので、運動不足でなあどみんです。

今朝、産経ニュースをネットで見ていて、国内で初めて肥大型心筋症の手術に成功した事例を知りました。

国内初、「肥大型心筋症」の手術に成功 国立循環器病センター

肥大型心筋症については、こちらを見てください

心房細動単独の状態に比べ、心房細動+肥大型心筋症の合併例の方が、高頻度に脳塞栓症を起こしやすいと言われており、当院とも全く関係ないとは言えない疾患です。

産経ニュースの記事の中であどみんが気になったのは、

従来の方法は左心房に穴を開けるもので、心臓の弁も切り取って人工弁に置き換えるため、血が固まらないようにする薬剤を一生飲む必要がある。不整脈は、植え込み型除細動器で突然死を防ぐ治療が大半だった。

という部分。

従来法は心内に異物が入るので、血栓ができやすくなるデメリットがあります。しかし、どうやら今回の手技では、そのリスクを低減できそうということなんでしょうか?

ope.後の縦断研究で、統計的な脳塞栓症の罹患率の差を明らかにしてもらいたいです。

あぁ、患者さんの年齢も要因になり得るのかなぁ。