院内研修 オーラル・マネジメント

9月17日に、院内研修会が開催されました。

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今回は、あどみんの後輩の言語聴覚士が、「オーラル・マネジメント」について話しました。

これまでも、いわゆる「口腔ケア」の重要性・有用性は、巷でも取り上げられることが多かったと思います。

今回紹介された「オーラル・マネジメント」は、「口腔ケア」のより上位の概念です。

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平たく言えば、「口を触るだけじゃなくて、歯科・病院、本人・家族、介護・福祉、地域で連携しようね」というものです。

口腔ケアの考え方が中心になるので、座学が中心でした。

実技も行いましたが、今回は特別な道具は準備せず、その場でできる手技の紹介を行いました。

必要なのは、ディスポーザブル・グラブのみ。

バンゲード法やガムラビングといった、ちょこっと時間でできるアプローチです。

口腔内環境は常に変化しているので、「誰かだけが一生懸命頑張った」では、なかなか維持・改善が難しいことがよくあります。

大きな枠組で連携しながら、「気持ちのいいお口」が実現できたらいいですね。

院内勉強会 医療安全対策

平成26年8月20日に、医療安全対策について院内勉強会が開催されました。

今回は、フクダ電子西部南販売 宮崎営業所の小川和彦さんを講師にお招きしました。

 

医療現場では、様々なハードウェアが活躍していますが、それらを適正に、効果的に、安全に使用するためには、どのような点に気をつけるべきなのかを教えていただきました。

また、最近急速に広まっているAED(自動体外式除細動器)の説明、演習も行われました。

非常時に活躍が期待できる機器ではありますが、練習がいつでもできる類の装置ではありません。

成人だけではなく、小児に対して使用する場合や、対象者が貴金属を身に着けていたり、濡れている場合など、様々な使用状況での対応を教えていただきました。

個人的に衝撃だったのは、「胸毛が濃い場合の対処」です。

なんと、「粘着パッドを一度貼り付け、勢い良く剥ぎ取ることで脱毛する」という荒業でした。

確かに、非常時ですから少々荒っぽいこともあるかもしれません。しかし、「勢い良く剥ぎ取る」。

する方も、される方も勇気が必要ですね。

ちなみに、あどみんは生えてません。みなさん、あどみんにAEDを使う際は、PADを貼るだけで結構ですよ。

勉強会後も細かい点で質疑応答が続くなど、みなさん興味深い勉強会となったようです。

さて、最後に勉強会でも流されたAEDについてのyoutubeムービーを紹介して終わります。

あなたにしか救えない大切な命~君の瞳とともに

褥瘡の何を診ればいい? 傾向と対策

みなさんこんばんは。

台風一過、天候に恵まれたいのですが、恵まれませんね。あどみんです。

 

先日、7月12日(土)に「褥瘡の何を診ればいい? 褥瘡の傾向と対策」と題して、当院にて研修会が行われました。

宮崎市内の潤和会記念病院より、「皮膚・排泄ケア認定看護師」の宮田則子先生に講師をお願いいたしました。

 

いつもなら、講師の方の顔写真をuploadするのですが、「アップはやめてー」という先生のお願いで、カメラを下ろしました。

 

宮田先生とは、どうやら当院の理学療法士が、「活動分析研究会」という勉強会を通じて知り合ったそうです。

 

 

臨界ミセル濃度 (`・ω・´)ゞビシッ

 

うん。カッコイイー。

スミマセン。「覚えたての言葉を連呼したがる病」が発症してしまいました。

連呼したがるだけじゃなく、ちゃんと復習もしましたよ?

あどみんは言語聴覚士なので、呼吸生理学で習った「肺胞液の表面張力による肺胞虚脱を防ぐため、肺サーファクタントが重要である」ということなのですよ。

うん、「新生児呼吸窮迫症候群では、人工肺サーファクタントの気管内投与が著効」するんです。

 

はい、学生時代のメモを見返しただけです。臨界ミセル濃度とか、大して意識もせずに茶碗を洗ってました。

 

研修の内容は、上記のような褥瘡発生とその予防に関するエビデンスから、デモンストレーションまであって、面白かったです。

回復期病棟の看護師長が体を張ってくれました。

言語聴覚士主催の研修会も、興味深いネタにしないといけませんねー。

接遇マナーの”こころ”と技術 その2

桜も散り、春にはとっくに入っているのに、未だに肌寒かったり暑かったり、気候が安定しませんね。

こんな日本の四季に、誰がした。

 

とりあえず、問題提起だけしてみます。あどみんです。

 

4月28日に、「接遇マナーの”こころ”と技術」と題して、院内研修が開催されました。

講師に、米岡 光子先生をお招きしました。

前回の研修では、「接遇マナーが仕事の要」との内容から、

仕事の実力 = 知識・技術能力 + 態度能力(接遇力、など)

ということを教えて頂きました。

今回は、「接遇マナーは、病院の文化レベル」との観点より、個人的な能力としての「接遇」ではなく、社会性や職場環境、対人・人間関係という観点からの「接遇」の解説を頂きました。

こうやって教えて頂いたことを文にすると小難しく感じますが、研修内容そのものはわかりやすいものでした。

 

今回のあどみんの気づきは、「クレームが多い所は、時代の流れと外れている所」という言葉です。

「クレーム」と「指摘」は、区別して考える必要がありますが、どちらも自分の判断、行為・行動を修正する好機だということでした。

PM2.5?

最近、暖かくなってきて、そろそろ花見が楽しみです。あどみんです。

昨日の朝の霧はすごかったですね。小林に引っ越してきて、初めての経験したぐらいの濃さだったと思います。

10m先が見えるか見えないか、微妙なところでしたが、とりあえずゴミ捨てに行く前に写真を撮りました。
霧の正体は水蒸気であることは、皆さんご存知の通りです。
でも、確か空気中の水分が集まるのは、空気中の微粒子に集まっていると、小学校の理科で習った気がします。
ということは、これ(霧)は全部微粒子の塊ということですね。
小林なのに、どんだけ空気が汚れているんだ。。。。

と思ったら、どうやらPM 2.5が大量発生していたみたいです。
今朝は、鼻詰まりとのどの痛みで目が覚めました。
大事な仕事道具なのに。。。

西諸地域リハビリテーション広域支援センター 研修会

関東では雪が大変だったみたいですね。

義理の弟が東京で研修医をしているので、ちょっと心配でした。あどみんです。

 

さて、当院は県からの委託で、西諸地域リハビリテーション広域支援センターの役割を担っています。

これは、宮崎県寝たきり予防対策支援センターの活動として、宮崎県各地域での活動拠点としての意味合いがあります。

 

今年度は、第一回「住宅改修」、第二回「医療・介護現場で使える手話」のテーマで、すでに研修会を主催しました。

過日(2月8日)に、「認知症の地域生活」をテーマに平成25年度 第三回研修会を行いました。

のじり町地域包括支援センターの八重尾 トモ子センター長に講演いただきました。

内容の詳細などは、宮崎県寝たきり予防対策支援センターのブログにアップロード予定です。

認知症対策は、人類が抱える重要な内容です。

平成25年度 宮崎県言語聴覚士会 学術集会

皆さんご無沙汰しており、大変申し訳ありません。

あどみんです。

さて、先日、宮崎県言語聴覚士会 学術集会に参加&症例報告して参りました。

今年度は、午後からの開会スケジュールであり、しかも学術集会の直後に公開講演会も開催されていました。

そのため、学術集会そのものも非常にタイトな時間配分でした。

時間制約上、5題(1題につき口演7分、質疑応答3分)の発表が行われました。

当院からは、あどみんの他、1年目の言語聴覚士も発表しました。

あどみんは、当日の音響、PC周りのスタッフとして動いていたので、会場設営やPCセッティングなどをしていたら、あれよあれよという間に発表の順番が回ってきてしまいました。

あまり、緊張する暇もありませんでしたが、彼女は初めての発表という事もあり、かなり緊張したと言っていました。

写真からは、緊張しているようには見えないんですけどね。。。

公開講演会では、長崎医療センター病院 脳神経外科医長の高畠英昭先生に講師をお願いしていました。

「脳卒中後の嚥下障害」について、とても有名な先生です。

公開講演会後の懇親会では、言語聴覚士にとって興味深いお話をいくつもしていただき、大変勉強になりました。

摂食・嚥下障害のリハビリについては、来年度の診療報酬改定でも取り上げられているようですので、今後ますますホットなトピックスになりそうです。

我々、言語聴覚士が頑張っていかなくてはいけません。

また、関係職種の皆様の支えも必要だと感じました。

 

高次脳機能障がい者の自動車運転再開について研修会

今朝、たたんであった靴下から、ムカデが出てきてビックリしました。あどみんです。

ソッコー正拳突きで粉砕です。南無三。。。

さて、先日、11/11に「高次脳機能障害者の自動車運転再開とリハビリテーション」というテーマで、研修会に参加してきました。

産業医科大学リハビリテーション医学の蜂須賀先生のご講演でした。

あどみんは、言語聴覚士なのでこのテーマの中核となる作業療法士ではありませんが、個人的にはとても興味惹かれる内容です。

高次脳機能障害の認識が広まると共に、世論的にも関心は高まっているテーマであるようです。

今年の10月には、このテーマに限定した研究会が開かれるなど、活発化してきています。

 

さて、研修会の中で、ハンドル・コントローラーを使った、簡易自動車運転シミュレーションが紹介されていました。

主には、分配性注意を意識したソフトウェアでした。

あどみん、元ゲームクリエイターです。PCとかPS2のゲームを作ってました。

久々に創りたい欲求がムラムラ来ております。

諸先生方が研究されている内容と、結果が全く相関するソフトウェアは難しいと思いますが、同じようなインターフェイスで動作する訓練用ソフトなら作れそうだと思いました。

とりあえずは、極力早めに臨床導入することを考えると、Cとかの低水準言語でやっても面倒なことが多いだけなので、高水準言語のExcel VBAとかで作ってみます。