私たちの体は食べたものからできています。当たり前ですが日頃意識しにくいことですよね。
それでもお酒大好き、あどみんです。
先日、出張でJSPEN2022(第37回日本臨床栄養代謝学会学術集会)へ参加してきました。
出張とは言っても、コロナ禍の現在ですからオンライン聴講です。
5月31日から6月1日の2日間でしたが、非常に多くのプログラムが企画されており、興味があるもの全てに参加しようと思うと体が後3つは欲しくなるほどの密度でした。
今回の学会参加の目的は、栄養にフォーカスされた学会に参加することで、言語聴覚士として関わっている「食べる」ことで患者さんの改善に寄与する新たな道筋を見つけることでした。
加えて、これまでの自身の関わり方も見つめ直したかったのです。
患者さんのADLの改善には確実に栄養が重要です。活動の向上は、代償手段の獲得でもどうにかなる場面がありますが、心身機能の改善が摂取された栄養が体を作ることでなされることも、改めて意識できました。
心身機能が改善されれば、当然活動も向上しやすくなります。
活動と参加を向上するためには、ご本人ご家族、関わる人々の「気持ち」も大事になります。それを後押しするのはコミュニケーションだと信じています。
これからも定期的に参加することで栄養戦略を理解し、「食べる」「話す」「聞く」を手段に寄与できる幅を広げ、深めていきたいと思います。