皆さんこんばんは。今日も雨降りなのか、晴れなのか微妙でしたね。あどみんです。
今日は、業務終了後に、ほたるネットの研修会に参加してきました。
テーマは「認知症のケアについて」でした。
講師は、医療法人ハートピア細見クリニック院長の細見 潤Dr.
約2時間の大変わかりやすい講演でした。
あどみんは、言語聴覚士なので認知症をもつ方に対しては、特にコミュニケーションを中心に使ってアプローチしていきます。
アプローチ法としては、生活史回想法とかバリデーション療法、現実見当識訓練などが主体です。
しかし、言語聴覚士の仕事の一つとして、対象者の環境設定や周囲の人々(病棟スタッフ含む)へのコミュニケーション上の指導もあります。
あどみん自身は、DCM法(認知症ケアマッピング法)やパーソン・センタード・ケアの正式な研修を受けたわけではなく、お書物上の知識しかありません。
それでも、これらの考え方は、あどみんの認知症を持つ方に対するアプローチの核にしたいもので、コミュニケーション上の指導でも大切にしたい考え方です。
認知症の多くは根治が難しく、人が老い、その人生を全うする過程に、他者の助けが必要であることは事実です。
だからこそ、「穏やかに」という落としどころを持つ、上記の考え方は、あどみんにとってエピキュリズムにも繋がる、QOL向上の答えの一つです。
身内の恥をさらすようですが、あどみんの祖母が認知症になり、そのケアの方針では親族ともめました。
結果、彼女が逝去した今、裁判中だったりするのですが。。。
そこには、彼女と関わる人々の人生の価値観がある訳で、あどみんとしては「穏やかに」というのが重要なキーワードだったのですが、親族の一部は「根治」とか「恥ずかしい」とかがキーワードだったようで、すれ違いでした。
どの考え方が「正しい」と判断するのは難しいのですが、少しでも多様な考え方ができるよう、今は今回の講演で取り上げられた考え方が広まると良いと思っています。
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