池田病院 web admin

小林市の池田病院で働く言語聴覚士

新入職員とのミニミニ勉強会


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朝晩、だいぶ冷え込むようになりましたね。明け方に寒さで目が覚めることがあります。あどみんです。

先日、4月より入職したリハビリスタッフのミニミニ勉強会にお邪魔しました。

先輩PTからの熱いレクチャーに、熱い心で耳を傾ける後輩PT・OTの3人です。
この日は、「片麻痺患者のトイレ動作について」がテーマだったようです。

あどみんは、STですので、トイレ動作に関しては、「流す」ボタンの理解やナースコールの操作、介助者との意思疎通などを考えることが多いです。
PT・OTの勉強会では、車椅子に乗った状態でドアを開けること、ドアからどのように移乗しやすい位置へ近づくか、便座との距離感など、「動作・行為そのもの」についての考察が中心でした。

以前読んだ「PT・OT・STのための脳損傷の回復期リハビリテーション」という本からは、STの役割は「認知機能からADLを語れること」にポイントがあると思っています。
そして、認知神経リハビリテーションの観点からは、運動・動作・行為に関与する認知機能の分類として、「知覚・注意・記憶・判断・言語」が双方向性に影響し合うと言われています。

PT・OT・STのための脳損傷の回復期リハビリテーション運動・認知・行動からのアプローチ

 

リハビリテーション・ルネサンス心と脳と身体の回復、認知運動療法の挑戦

STのあどみんとしては、特に言語・判断・記憶・注意からの影響を考えながらトイレ動作に関わりたいと思っています。

運動・動作や作業・活動の専門家であるPT・OTの考えと、その練習に参加する患者様の橋渡しになれるように頑張ります。