梅雨明けしましたね。今日も頭が光っております。あどみんです。
先日、第18回宮崎人工呼吸器セミナーへ参加してきました。
あどみんは言語聴覚士なので、人工呼吸器を直接操作する機会はありません。
しかし、回診などの場で、Dr.やNrs.が話していることが理解できなかったりすることがありましたし、人工呼吸器を付けておられる患者様の口腔ケアに介入するのに、より理解を深めておきたいと思ったからです。
セミナーの内容は、
- 呼吸生理の基礎I
- 呼吸生理の基礎II
- 人工呼吸と管理について
- 人工呼吸ケアNPPV:NHF使用時の看護ケア
ということで、後半はかなりNrs.よりの内容でした。
そもそもNrs.向けの研修なので、当たり前ですが。。。
「呼吸生理の基礎I・基礎II」については、学生の頃の古い知識を思い出しながらの受講でした。
PaO2、SpO2、FiO2の違いと意味に始まり、各値を把握することで臨床的にどういったことが分かるのか。
学生の頃は、国家試験に受かることが第一目標の勉強だったこともあり、とにかく数値や言葉を覚えることで一生懸命でした。
臨床家として改めて振り返ると、Dr.がPaO2とSpO2を使い分けている意図が理解できたような気がします。
特に「呼吸生理の基礎II」では、血ガス分析の結果と合わせて、酸素化・換気と酸塩基平衡異常(アルカローシス・アシドーシス)が判断できるようになることが目標でした。
酸塩基平衡異常については、呼吸性なのか代謝性なのかを理解することで、背景にある代表的な原因の可能性が挙げられるようになります。
もちろん、あどみんは言語聴覚士なので、Dr.やNrs.と医学的治療として参加することは少ないと思います。
それでも、目の前の患者様に起こっていることが少しでも理解できるというのは、大事なことだと思っています。
人工呼吸器の実際については、残念ながら知識不足でうまく理解できないところもありました。
特に、各種モードや設定項目の種類と設定値が、呼吸の問題のどういった側面に、どのように働きかけるのかが分かりませんでした。
「PEEPを上げるっていうのは、肺胞の縮小を抑制するのね」とか「CPAPは、自発呼吸のサポートになるのかーほうほう」とか。。。
なぜ、どうしてそうなるのかが、ちゃんと理解できませんでした。
もう一回復習と自己学習します。
今の所は、「看護師さーん、アラームなってますー」としか言えないあどみんです。
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