最近の小林は、晴れればポカポカ、雨ならヒエヒエ。体長崩しやすいので、皆さん気をつけてくださいね。あどみんです。
さて、今日は職場で使用しているリハビリテーション業務支援システムのPCに、不具合が発生しました。
具体的な症状としては、PCを起動したらデスクトップにあったショートカットが全て消えていたり、壁紙が既定のものに変わっていたり、ネットワークサーバーに接続しようとしたら資格情報を要求されたり……。
これは困りましたよ、と同僚のセラピストより連絡を受けました。
とりあえずは、問題のPCには触らないようにしてもらい、昼休みに状態を見ることにしました。
PCのHDDの中を見てみれば、データはちゃんと残っていますし、挙動のおかしな部分も大して見当たりません。
どうやらユーザープロファイルの破損ですね、ということで早速レジストリエディタからユーザープロファイル関連の部分を確認。
ユーザープロファイル関連の値は、ちゃんとバックアップが存在していましたし、HDD内にもユーザープロファイルのデータも残っていましたから、レジストリ値を修復して無事復旧できました。
Windows 7は、時々この手の問題が聞かれます。
具体的な手順は、Microsoftさんが公開されておられる通りです。
ちなみに、ログオンしているプロファイルがテンポラリであるか否かは、コマンドプロンプトで”set”コマンドを実行すれば、確認できます。
USERNAMEの環境変数が”system”の場合は、システム既定のテンポラリプロファイルです。
今回の件で勉強になったのは、ユーザープロファイルにネットワークアクセス時の資格情報も記録されていることを初めて知りました。
リハ業務支援システムのサーバーへアクセスする際に、「サーバーアクセスへの資格情報が照合できません」という理由で警告されました。
これまで、「ユーザープロファイルの破損+ネットワークアクセス」が同時に起こる環境に遭遇したことがなかったので、気づきませんでした。
あどみんは、中学校2年生の時、自分でPCを買ったのがPC使用歴の始まりなので、かれこれ20年近くPCをいじっています。
この領域は、常に新技術や新機能がハードウェア・ソフトウェア共に登場するため、「完全に理解した」とはなり得ません。だからこそ、自分の知らないことが次から次へと出てくるので、向学心が試されているようで楽しいです。
みなさんへあどみんから情報提供です。
PCが不具合を起こした時、軽い気持ちで「再起動」をすることはやめましょう。
不具合の内容把握が十分にできない内に再起動をしてしまうと、それっきり起動できなくなったり、データの救出に手間取ったり、原因追求ができなくなってしまい修復が困難になったりします。
工場出荷状態に戻すとなると、データは戻ってこないわ、アップデート作業で徹夜しなければならなくなるわ、大変です。
起こった不具合はなんなのか。適切な対処・修復方法はなんなのか。
明確であればあるほど、無駄な作業が減らせますし、再度同じ問題に遭遇しないように学習できます。
自分の知識・スキルだけでは対処できないことも、大抵はGoogle先生が教えてくださるいい時代です。