パーソン・センタード・ケアの視点をどう生かすか

やっと最近あたたかくなってきましたね。

年度末で色々忙しく、早くランニングしたい病のあどみんです。

 

さて、先日、「パーソン・センタード・ケアの視点をどう生かすか」という研修会に参加してきました。

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パーソン・センタード・ケアは、認知症を持つ方のケアについての行動規範の一つです。

あどみんは言語聴覚士なので、認知症を持つ方については、その意思疎通の難しさに対して介入を行っていきます。

いわゆる「ことば」だけではない、「目線」「表情」「前後の行動」「性格」なども参考にしながらコミュニケーションを図るのですが、そもそも認知症の周辺症状で気分が落ち着けていなければ、コミュニケーションを図る以前の問題になってしまいます。

そういった時には、このパーソン・センタード・ケアに則って対象者の方と関わりを持つと、うまくいくことが多いと感じています。

しかし、手技や技術ではなく、あくまで行動規範なので、その方の生活全般を通して提供できるとより効果が出やすいものと感じます。

つまり、誰か独りがこの行動規範に則って関わっていても、認知症の周辺症状を改善するには不十分だということです。

人の心理にある潜在的ニーズを満たした関わりで、やっと安らかな気分になれていたとしても、対象者の方を興奮させてしまう要因がひとつあっただけでも、それまでの積み重ねが台無しになってしまうこともあり得ます。

認知症を持つ方が、環境に適応していくにはどうしても時間がかかります。

現実的に可能な範囲内ででも、できることをやっていきたいと思う、研修会でした。